汚れた血
この映画を見た事があるという人は世界中に大勢いると思うけど、
実際にそういう人に巡り会えるかというと、難しいかもしれない。
監督レオス・カラックス、出演ジュリエット・ビノシュ、ドニ・ラヴァン
ちなみに「ポンヌフの恋人」もこのトリオです。
レオス・カラックスと言えばジャン=リュック・ゴダールの再来とも呼ばれ、奇才の一人である。
作中では思春期の恋人たちを描写しており、主人公アレックスの疾走シーンが印象的だ。
マイケル・ジャクソン氏が亡くなられたニュースを見ていて、ふとこの映画を思い出した。
アレックスが途中でマイケル・ジャクソンの物真似をする。
フランス映画の中でこうして他国の文化が取り入れているのだから、
マイケル・ジャクソン氏の存在感は大きなものだと改めて実感した。
僕はこの映画で最も尊敬すべき点はセックスシーンに辿り着かないこと。
アレックスが彼女に「好きだ」という伝えるために試行錯誤する。
互いに悩み、時に背伸びもする。
男性だって性について悩むのだ。
世の中には出会ったその日に寝てしまう奴輩もいるが、
初めて寝るタイミングについて気が狂いそうになる程悩む奴だっている。
アレックスはなかなか良い奴だと僕は思う。
そしてこの作品を作ったレオス・カラックスはすごい。
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